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入院 [医療・福祉・介護・心理]

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今月は、上旬に1週間ほど入院したこともあって、
更新が中断してました。
命に関わるようなものではないし、
移転してきたばかりの新しい病院で、
信頼できる主治医の執刀によるもので、
恵まれた環境で治療できたと思います。
それにしても、生涯初めての手術というのは、
自分にとっては特別な体験です。
心身ともに健康で、
いろんなものを獲得していく、
そうあるべきである。
という考え方があるでしょう
そうはいかない状況に置かれたとき、
病を得て、障害が残ったりして、
もう前のようにはできないことがわかった。
あるいは、この先、失われるものが多いことが、
はっきり分かったとして、
それを、喜ばしいことではないにしても、
不幸なこととは考えない。
無理して背負っていた重い荷物を下ろせる、
ということかもしれない。
衰えたり、失ったりすることを受容できるのか。
それは、個人の内面の問題でもあり、
社会がどんな価値を共有するのか、
の問題でもあります。


タグ:入院 手術
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転職決定 [医療・福祉・介護・心理]

「訪問リハビリマッサージの事業所で説明を受ける(2)」
で取り上げた事業所の求人に応募し、
採用が決まりました。
現在の施設の機能訓練指導員の仕事は、9月中に終了し、
9月の末ごろから、訪問リハの仕事に変わることになりました。
訪問リハの仕事は経験があり自分に向いていると思う。
収入も増える予定。
とはいえ、やはり仕事を変えることは賭けの要素があります。
その一方で、今の仕事を続けることにもリスクがある。
機能訓練指導員になれる資格はマッサージ師の他にも、
ナース、柔道整復師等、いろいろあるわけですが、
今後ますます、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)で、
占められることになるでしょう。
仕事内容は、もともと、彼ら向けだし、
PT、OTの養成校は増えていて、そろそろ数も足りてくるでしょう。
数が増えれば、かつて医療専門職で最も高かった人件費も安くなり、
となると、わざわざマッサージ師を採用せずとも良いわけです。
現状でも機能訓練指導員の求人の資格要件は、
PT、OTとなっているのがほとんどです。
この先、会社の経営が傾いたり、
何らかの事情で、会社を離れざるを得なくなった場合、
マッサージ師が、機能訓練指導員のキャリアを積んでいても、
労働市場で評価されないと思われます。
職場にはそれなりになじんではいるものの、
そろそろ撤収するときでありましょう。
この職場で学んだことは、
10月からは、訪問の仕事に生かしたいと思います。
施設と在宅の違いはあれ、
サービス対象者のほとんどが、
要介護高齢者であることには変わりはないので。 


タグ:転職
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訪問リハビリマッサージの事業所で説明を受ける(2) [医療・福祉・介護・心理]

訪問リハビリマッサージ、2つ目の事業所で説明を受けました。
会社のHPが何年も更新されておらず、
現在の会社の実情とは違うようで、ちょっと心配だったのですが、
話を聞いてみると、この分野の草分け的な会社でした。
給料は基本的には歩合なのですが、
先日話を聞いた事業所より、施術者の配分が高く、
常勤なら正社員で社会保険に入れます。
施術者を班分けして、勉強会を定期的に行っているようです。
理学療法士のスーパーバイザーもいます。
ホームページでは、
サービスを行っているのは一部の区になってましたが、
現在は、都内のほぼ全域がサービスを提供エリアのようです。
私の知る限り、この手の事業所で最も規模が大きく、
また、体制もしっかりしているようです。
事務員さんもいるようだし、HPぐらい、
担当者を決めて更新すればよいように思うのですが、
そんなことに気を使わなくても、
仕事が来ているということでしょうか。
社長さんに説明を受けたのですが、
人柄も、まじめで実直なお方、との印象を受けました。
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訪問リハビリマッサージの事業所で説明を受ける [医療・福祉・介護・心理]

在宅リハビリマッサージの事業所で説明を受けてきました。
医師の同意書の取れる、主に要介護の高齢者向けに、
健康保険で訪問のマッサージのサービスをしている会社です。
マッサージに健康保険を使うには医師の同意書が必要になります。
この会社はマッサージ師を雇用しているわけではなく、
出張開業しているマッサージ師に、
業務委託するという形を取っているそうです。
紹介された仕事を行えば、歩合で報酬を受け取るという形ですね。
会社からすれば従業員を雇用せずにすみ、
働く方からすれば、働く曜日や時間帯が選べるのがメリットとなります。
開業しても、自分の治療院が暇な時間はこちらをやってもいいわけですし。
実際、そうしてる先生も多いようです。
業務委託というのは不安定ですが、
マッサージ師の職場で安定しているところなんてないですしね。
マッサージ師は国家資格を持つ医療専門職とはいえ、
介護保険上も、医療保険上も、しっかりとした位置づけがないので、
経営が傾くと、真っ先にリストラされたりするようなので。
保険を使った在宅リハビリマッサージは、需要があり、
同じ時間働いて、今より稼げそうでもある。
以前も小さな治療院でこの仕事をしていたことがあり、
今の仕事は施設でのリハビリ、
また、病院のリハビリ科でも働いたことがあって、
これで、病院と施設と在宅と経験したわけですが、
アウトドアが好きな私としては、外回りする、
在宅が性に合っている気がします。
性に合っていて稼げるなら、
そちらの仕事に移るのに、
特に躊躇する理由もないわけですが、
現在の職場に愛着を感じることがあることも確か。
転職の時期については検討中です。


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訪問リハビリマッサージの仕事に転職? [医療・福祉・介護・心理]

機能訓練指導員の仕事に就いて、
目標にしていた1年を何ヶ月か過ぎました。
ずっと介護施設で雇われて働きたいということなら、
このままこの仕事を続けるべきでしょう。
人がどう死んでいくのかということについて、
いろいろ考えさせられ勉強になる職場でもある。
ですが、一応開業を目標にしているものとしては、
開業後の仕事と直接重なる部分が少ないのも確か。
マッサージ治療院で、
体操指導したり、
機能訓練計画を書いたりすることはあまりないですからね。
介護施設というのは、やはり特殊な世界なのですよ。
また、収入アップを目指すとしても、
施設の専門職はほとんど昇給しないので、
転職するか、開業するしかありません。
今検討しているのは、
在宅の高齢者のリハビリの仕事です。
ご自宅に伺って施術します。
医師の同意書があれば、健康保険が使えます。
フルタイムで働けば今より収入増になるし、
開業してからも、
お客さんの少ない午前中は、在宅リハの仕事を続けられる、
ケアマネを持っているので、
居宅介護支援事業所を治療院と同時に立ち上げることも検討しているのですが、
そのためにも、在宅介護に関わっておく方がいい。
在宅の仕事は一件いくらで報酬をもらう歩合の仕事が多く、
身分は正社員の今の方が安定なのですが、
開業準備をする前には、
いったん在宅の仕事をするつもりだったので、
そろそろ、その時期ではないかと思ったりしているわけです。
自宅周辺をサービスエリアに含んでいる会社を見つけたので、
とりあえず、一度話を聞いてみることにしました。
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がんばらない あきらめない なげださない [医療・福祉・介護・心理]

おむすび

おむすび

  • アーティスト: 坂田明,黒田京子,バカボン鈴木,坂田学
  • 出版社/メーカー: がんばらない
  • 発売日: 2008/01/28
  • メディア: CD
「がんばらない」等の著作で知られる、
諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生の講演が、
文京学院大学の仁愛ホールで行われました。
学長の挨拶が終わると、演台が取り払われてしまい、
どこで講演するのかと思ったら、
マイク片手に壇上の隅から隅まで歩き回って語る、
というスタイルでした。
時には会場を沸かせ、
時にはしんみりさせながら語られるエピソードは、
命や家族に関わる印象的なものばかりです。
終盤は、現在最も力を入れているという、
イラクやベラルーシ等の子供達を救うための、
海外医療支援の話でした。
率直で、表情豊かな語りで、下手な演劇より、
よっぽど感動できました。
エピソードはすべて、著書で披露されているもののようなので、
興味のある方は、読んでみて下さい。
収益を海外支援に充てるための、
ジャズのレーベルも、立ち上げたそうです。
この音楽も講演で効果的に使われていました。
「おむすび」は、
がんで亡くなる直前まで、
娘さんのお弁当のおにぎりを作り続けた
患者さんのエピソードに刺激されて、
坂田明が作った曲だそうです。
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心理学検定説明会 [医療・福祉・介護・心理]

今年の9月15日に第1回目が行われる、
心理学検定の説明会に行ってきました。
会場の明治大学の教室は大きかったのですが、
あまり告知が行われていなかったらしく、すいてました。
心理学検定とは、パンフレットによると、
大学心理学科等の卒業レベルの心理学の実力を客観的に評価するもの、
だそうです。
大学院の入試なんかで使われることを想定しているようです。
というのは、近年ブームの臨床心理士は、修士レベルの資格なのですが、
学部で心理学を学んでいるかどうかは問われないので、
心理学を大学でほとんど学んでいない方が、
臨床心理士の取得できる、大学院に入学することが多くなっているそうです。
そんなこともあって、心理学の実力を測る検定を作った、ということのようです。
会場からは、大学の教員だ、
という方が何人か質問されてました。
聞きたいのは、学生が取得すると就職に有利な資格なのか、ということでしした。
それに対して、講師もいろいろ答えてましたが、
要するに、やってみなければ分からないということでした。
検定受験の資格は特になく誰でも試験は受けられます。
心理学関連学会の収入源としても期待されているのかも知れません。
タグ:心理学検定
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特別講演会「不妊症と体外受精」 [医療・福祉・介護・心理]

2008年度明治大学国際交流センター外国人研究者招聘プログラム特別講演会、
というのを聴講してきました。
3つの講演が行われました。
1、日本における不妊症と体外受精
2、中国における不妊症問題とその治療
3、働く女性の妊娠・出産
演者は1、3が東海大学の和泉俊一郎教授、
2が蘇州大学医師の沈宗姫教授です。
会の性質から言ってメインは陳先生の講演でしょうが、
パワーポイントの日本語訳はあったのですが、
英語だったので、正直、よく分かりませんでした。
中国でも、体外受精はよく行われていて
日本と同程度の成果を挙げているということは分かりました。
和泉先生の話は大変面白かったです。
体外受精は技術としては確立し、
毎年2万人が体外受精で生まれているそうです。
全体の1.5パーセントぐらいとのことです。
試験管ベビー、というと、以前はSF的な語感があったと思うのですが、
毎年2万人も生まれているとすると、
いまや、ごく普通の不妊治療なんですね。
また、日本のお産は、他の先進国と比べても、
母子の死亡率が大変に低いそうです。
いまや、産科医は絶滅危惧種なんて話もありました。
産科を希望する学生は、大変少なくなっているそうです。
聴衆からの質問で、助産院をもっと活用しては、というのがありました。
これには、先生は否定的で、
日本のお産が安全になったのは、
1960年代に自宅から病院に出産する場所が、変わったからで
その頃に、出産時の母子の死亡率が下がったそうです。
現在でも、母子が危険な状態になることは多く、
輸血のできない助産院では対応できないそうです。
連携のとりやすい、病院内の助産院は増えるのでは、とおっしゃってました。
ともあれ、世界最高水準の日本の産科医療は、
このままでは、崩壊するらしい、ということは分かりました。


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腸を鍛える食生活~免疫力とプロバイオティクス~ [医療・福祉・介護・心理]

第8回21世紀の食と健康フォーラム
「腸を鍛える食生活~免疫力とプロバイオティクス~」
というイベントに行ってきました。
会場は有楽町の東京国際フォーラム・ホールCです。
日本大学の上野川修一先生と、
順天堂大学の奥村康先生の講演が行われました。
プロバイオティクスとは
生体に有益な作用をする生菌、のことだそうです。
摂取することで、腸内の菌叢によい影響を与え、
免疫の働きを高めたり、癌やアレルギーの発症を予防するそうです。
このあたりのまじめな話は主に上野川先生の講演で話されていました。
面白かったのは奥村先生の講演でした。
要約すると、プロバイオティクスの摂取は免疫を高める、ということですが、
大半が脱線で、コレステロールが高いほど長生きする、とか、
激しい運動は免疫力を下げるから運動はちんたらやったほうがいい
(実際、順天堂大の駅伝選手はよく風邪をひくそうです)、とか、
最近、鳥インフルエンザのワクチンを医療関係者に摂取する話があるが、
人よりも、ひよこに打った方がいい、
といった話を大変ユーモラスに話されていて、会場は大いに沸いてました。
ステロイドホルモンには、人を元気にする作用もあるそうで、
某首相はステロイドホルモンの大量投与で選挙までは元気で
できないこともできるような気になって、
「年金は、最後の1人まで・・・」なんて言っていたが、
選挙が終わったら、ホルモンが打ち切られて、辞めてしまった、
なんていう、ちょっと怪しげな裏話(?)もありました。
興味深かったのは、不老長寿の話ですね。
長寿を目指すだけなら、冬眠に近い状態にして寝かせておけば
150歳ぐらいまで、生きられると予測されているそうです。
また、不老、すなわち、アンチエイジングを考えると、
高齢の女性に女性ホルモンを大量に投与すれば、若返るそうですが、
乳がんのリスクも、200倍ぐらいになるそうです。
アメリカでは、乳がんになってもいいから若返りたいという方には、
女性ホルモンの投与が行われているそうです。
不老と長寿は同時に追求できない面もあるとのことでした。
さて、腸内の細菌叢を腸内フローラというそうです。
フローラとは、お花畑のことです。
大腸内の細菌というと、あまり関わり合いになりたくない感じですが、
フローラというと、とたんにきれいで大事なものに思えてきますね。


タグ:健康
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日本人の「しあわせと健康」―日地米比較の健康科学の観点から― [医療・福祉・介護・心理]

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midja公開シンポジウムが東大医学部の鉄門記念講堂で行われました。
midja(ミジャ、と読むらしい)とは、midlife in japanの略です。
midlifeは中高年のことです。
パンフレットには、
医学・心理学・生理学の専門家からなる、Midjaプロジェクトが始まりました。
日本人の「しあわせと健康」についてグローバルな視点から検討するチームです、
とあります。
アメリカでは、すでに、1990年からMIdus研究というのが行はれているそうです。
日米の研究者による5本の講演と、鼎談が行われました。
時間の都合で、中盤以降の3つの講演と鼎談を聴講してきました。
講演の中では、アメリカの研究者の、
繊維筋痛症の患者さんに、瞑想を行ってもらう、
という研究の発表が興味深かったです。
繊維筋通称は、強い痛みのある病気ですが、原因が不明で、
今のところ、これといった治療法がないそうです。
瞑想を行ってもらうことで、
痛みがなくならなくても、患者さんのうつ傾向が改善する等、
生活の質の改善が見られたそうです。
東洋の英知に学んだ、というようなことをおっしゃってました。
その他にも、日本人の研究者が過労死の研究の発表をしたり、
興味深い話が聞けました。
日本人がなぜ死ぬまで働くのか、
外国の人から見ると、不思議なことのようですね。
とても面白いプロジェクトと思いました。
今後も、関連のイベントがあれば、足を運んでみたいと思います。
タグ:健康
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