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日本人の「しあわせと健康」―日地米比較の健康科学の観点から― [医療・福祉・介護・心理]

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midja公開シンポジウムが東大医学部の鉄門記念講堂で行われました。
midja(ミジャ、と読むらしい)とは、midlife in japanの略です。
midlifeは中高年のことです。
パンフレットには、
医学・心理学・生理学の専門家からなる、Midjaプロジェクトが始まりました。
日本人の「しあわせと健康」についてグローバルな視点から検討するチームです、
とあります。
アメリカでは、すでに、1990年からMIdus研究というのが行はれているそうです。
日米の研究者による5本の講演と、鼎談が行われました。
時間の都合で、中盤以降の3つの講演と鼎談を聴講してきました。
講演の中では、アメリカの研究者の、
繊維筋痛症の患者さんに、瞑想を行ってもらう、
という研究の発表が興味深かったです。
繊維筋通称は、強い痛みのある病気ですが、原因が不明で、
今のところ、これといった治療法がないそうです。
瞑想を行ってもらうことで、
痛みがなくならなくても、患者さんのうつ傾向が改善する等、
生活の質の改善が見られたそうです。
東洋の英知に学んだ、というようなことをおっしゃってました。
その他にも、日本人の研究者が過労死の研究の発表をしたり、
興味深い話が聞けました。
日本人がなぜ死ぬまで働くのか、
外国の人から見ると、不思議なことのようですね。
とても面白いプロジェクトと思いました。
今後も、関連のイベントがあれば、足を運んでみたいと思います。
タグ:健康
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poti

ナイス有難うございます。人間健康が一番大切、しかし何時も健康を頭に置きながら若くして、亡くなってしまう人もおります、人間 運命って言うのもあるのげすかね?
私も健康を、願ってコレからも頑張ろうと思っています。
by poti (2008-04-20 08:29) 

ミト

poti様
健康は大切ですね。
健康と病気、あるいは死、
というのは必ずしも反対のことではないという気がします。
不治の病で死の床にあっても、人として「健康」ということはありうるし、
逆に、病気がなくても、「病んでいる」ということもあるかもしれない。
生や健康とともに、死や病もまた、自分の中にある、
と自覚する方がいいのかな、と思うこともあります。
by ミト (2008-04-20 22:10) 

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