大和湯 [お風呂いろいろ]
東武東上線上板橋から10分ほどの銭湯。
ここもレトロ系の銭湯です。
23区内のものとしては広い方。
フロント前の休憩所には、
ソファーと畳敷きの６畳ほどのスペースもあって、
なんだか、田舎の民宿のような雰囲気です。
浴槽は3つ。
小さめの深湯、ジェット浴に、薬湯。
薬湯は少し熱めです。
浴槽の壁には絵はなく、
ラカンの壁面に銀閣寺の雪景色のようなタイル絵がありました。
仕事帰りの6時半過ぎに寄ったのに貸切状態。
気持ちよく入れましたが、
小雨が降っていたとはいえ、ちょっと空きすぎのような。
このあたりは銭湯密度が高いのですが、
廃業も相次いでいます。
先日も、この近くの第二寿湯を訪ねて行ったら廃業してました。
23区内の広いレトロ系銭湯は貴重な存在。
営業を続けていって欲しいものです。
蓬莱湯 [お風呂いろいろ]
東京メトロ四谷三丁目駅からも、新宿御苑駅からも、
徒歩5分ほどの銭湯。
新宿通りから少し入ったところにあります。
ビルの多いこのあたりにあって、
破風造りの絵に書いたような、レトロ銭湯です。
そんなに広くはありませんが天井は高いです。
脱衣所壁面の木のロッカーがいい感じです。
半円形を区切った浴槽は2つ、深湯と浅湯のシンプルな構成です。
全体に古びている中で、
赤富士が描かれたペンキ絵が色鮮やかで際立っています。
東湯 [お風呂いろいろ]
外観はプチスーパー銭湯風。
ロビーにも脱衣所にも、額装された複製がやポスター油絵などが、
たくさん飾られています。
脱衣所の壁面には、ステンドグラスもあります。
統一感はありませんが、サービス精神を感じます。
浴槽は4つ、2つある岩風呂のうち1つは水風呂です。
各種のマッサージ風呂いい、ジャグジーが効率よく配置されています。
打たせ湯もあります。
浴槽のうち、1つは薬湯で、漢方系の香りのする入浴剤が使われていました。
暑い日には水風呂がきもいいいです。
ご近所の方に支持されている銭湯のようです。
別料金でサウナも。
ナイアガラの滝のような幅広い滝の描かれたタイル絵です。
健康浴泉 [お風呂いろいろ]
JR東中駅近くのビル銭湯。
浴槽は３つ。コンパクトにジャグジーやマッサージ浴、
座風呂が並んでいます。
１つは軟水のお風呂でした。
軟水風呂は夏の間だけ水風呂です。
水風呂といっても、３０度ぐらいで、
ぬる湯と水風呂の中間といったところ。
外は暑いので、気持ちよかったです。
山岳地帯に洋風のお城があり虹がかかっているタイル絵があります。
脱衣所と浴室の仕切りの天井近くにある大きなステンドグラスが目を引きます。
日本地図に各県の名所のようなものが描かれたユニークなデザインでした。
別料金のサウナは、脱衣所から２階に上がったところにありました。
銭湯料金の値上げ [お風呂いろいろ]
今日、6月15日から東京の銭湯の料金が430円から450円に値上げになりました。
http://1010.or.jp/news/index.html
燃料費が高くなっているので仕方がないことなのでしょうが、
450円、となると、日常的に通うのはますますきつくなってきた感じです。
常連客が回数を減らすきっかけになることもありそうですね。
値上げ幅は圧縮したと、あります。
値上げでコストの上昇を吸収できない上、利用客も減る、
とすると、経営難で閉業する銭湯がますます増えそうですね。
このブログで紹介した銭湯も、いくつかすでに閉業してます。
特に、昭和の香りを残す、レトロな銭湯が好きな方は、
急いで銭湯巡りをした方がいいかもしれません。
寿湯 [お風呂いろいろ]
あいロード商店街を少し進んだところにあります。
風呂なしアパートに住んでいた頃、
2番目に近い銭湯だったので、たまに利用してました。
浴槽は3つ。
深湯、水風呂、
大きな浴槽は寝風呂、座風呂、バイブラに分かれています。
別料金で、サウナもあります。
すべての浴槽に、漢方系の入浴剤が使われていました。
ペンキ絵の類はありませんが、
浴槽の壁にちょっとしゃれたタイルが使われています。
さて、ここは店主が猫を飼っているらしく、
いつ来ても、脱衣所やフロントに猫がうろうろしています。
この日も、脱衣所の窓の外でニャアニャアないていて、
常連さんが窓を開けると、勢いよく入ってきました。
隠れ猫好きスポットかも。
猫のご利益か、なかなか繁盛しています。
山の湯 [お風呂いろいろ]
根津神社のすぐ近くです。
外観内装ともにあまりいじられていないレトロな銭湯です。
入り口から男湯、女湯と分かれてますが、
中に入ると1つの番台です。
脱衣所は古びた木造の感触が素敵です。
木造の長いすと1.5畳ほとの畳のスペースがいい味出してます。
木桶が使われています。
浴槽は3つ。マッサージ浴、ジャグジー、薬湯です。
薬湯はぬるめでゆっくり浸かれます。
ペンキ絵は定番の西伊豆の海から見た富士山です。
レトロ銭湯好きにはお勧めです。
栄湯（小平市） [お風呂いろいろ]
西武拝島線小川駅近くの銭湯。
全体に空間をゆったり使った昔ながらのの銭湯です。
脱衣場、浴室ともに窓が多く、より広く感じられます。
ペンキ絵は瀬戸内海です。
香川県出身のミトには懐かしい絵です。
脱衣場と浴室の間の天井近くがはめ殺しの窓になっていて、
擦りガラスでヌードの女性が描かれています。
浴槽は大小２つ。
小さい方がやや熱めの深湯。
大きい方がジャグジーと寝風呂になってます。
ここのところ都市部のビル銭湯が続いていたのですが、
こういう銭湯らしい銭湯に来るとほっとします。
靴箱もロッカーも鍵のないものが多いです。
なくなってもあまり補充しないようで、
なんだか、おおらかです。
桃仙浴場 [お風呂いろいろ]
池袋消防署近くの住宅街にあるビル銭湯。
脱衣所も浴室も狭いです。
脱衣所には中二階があり、休憩できるようになってます。
浴室のタイル絵は２つあり、１つが山の中の湖の風景、
もう１つは若い女性の健康的なヌードです。
男湯にヌードのモチーフというのは、ありそうでなく、
ここで、初めて見ました。
浴槽は大小２つ。湯温はどちらも４２,３度の適温で、
小さい方が、少し熱いです。
大きい方は白湯で、一人ずつ使える、
マッサージ浴、ジェット浴、寝風呂、の設備があります。
そして、小さい方が、ここの最大の特色である鉄鉱泉です。
東京には珍しい、鉄分を含んだ茶褐色の濁り湯で、
かすかに、鉄のにおいがします。
特に、温泉の認定は受けていないようですが、
温泉街の外湯のようで、いい感じです。
よく温まりました。
池袋駅の近くで、銭湯の料金で、天然の濁り湯に入れるとは。
お勧めです。
