「生涯学習と自己実現'06」の通信指導(3) [我ら放送大学生]
問2(イ)死への準備教育
キューブラー・ロスは死のプロセスの5段階説を提唱した。
①否認と隔離②怒り③取り引き④抑うつ⑤受容
老いや病と結びついた「死への準備教育」の実践が最も顕著にうかがえるのがホスピスである。
ホスピスとは末期病患者が人生の最後まで人間らしく生きることを援助する場である。
死の問題を現代社会の文化的・社会的問題として捉える立場もある。
今日の社会構造が、死と老人を社会から遊離していること、および死を通して自分達の生の意義を知る機会を希薄化してきていることを問題視した。
「死の準備」ではなく「死の受容に向けての準備」が問題。そこでは、自己を超えるものとの関わりが重要になってくる。
自己を超えていくこと、それは同時に自己実現の姿でもある。
先生のコメント
「生の有限性の自覚から現在の生の肯定へ」
回答に対する総合的な指導・助言(答案全体に対するコメント)
「自己実現は他者と社会の実現にもつながります」
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