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フィールド社会心理学('04)の通信指導問題 [我ら放送大学生]

フィールド社会心理学('04)の通信指導問題はレポートでした。
自由にフィールドワークできるとして、テーマや対象、研究方法等について、
箇条書きで1200字程度で書く、というものでした。
来年も開講されるようですし、ご参考までに、レポートを公開します。
つたないものですが、こんなんを書いて提出した人もいるってことで。

○どのようなテーマを設定するか。
・手技の分野における東洋医学(主として鍼灸)の社会における現状を考察する。
・医者が処方する漢方薬は普及が進んでいるし、市民権を得たといってもいいだろうが、
 主に、専門学校卒の有資格者が担っている、針灸の現状はどうであろうか。
・世界的には普及が進んでいるが、日本ではどうであろうか。

○どのような個人集団を対象とするか。
・ 東洋医学(針灸あんまマッサージ指圧)の専門学校の卒業生である自分も含めた同級生
 の進路を通して、わが国における東洋医学のおかれている現状を考察する。
・同級生の現状を時間じしんの経過とともに追っていくことを横糸に、
 自分自身の状況を縦軸にして、調査を進める。
・仕事で知り合った鍼灸師に対しても可能なら調査を行い、広がりを持たせる。
 自分が職場等で接しうるあはき師にも協力を求め、自分の同級生との相違点や、
 共通点についても探りたい。
・同級生であるがゆえに信頼される部分と、逆に警戒される部分とがあるかもしれない。
・自分自身が業界人であるために、外部から見た客観的な視点がもてないかもしれない。
 業界全体の基礎的なデータも収集し、自分の学校、クラスに、特徴的な部分と、
 全体に当てはめられる普遍的な部分をできるだけ見極める。
・ あはき師の進路は他の医療専門職よりも進路にバラエティに富む
 開業権があり、勤務先も、病院接骨院マッサージ治療院鍼灸院介護施設、
 健康保険の往診自費の往診宿泊施設のルームマッサージ等。
・業界から離れるものも多いとされている。
・特に鍼の臨床家になるのは難しいとされているが実際どうなのか。
・東洋医学についてマスコミに登場するのは、漢方薬を扱う医師や学者が多く、
 針灸やマッサージの臨床家は少ない。

○どのような、方法や手順で研究していくか。
・質問紙法、インタビュー、データの集計、結果に基づいて必要ならば再調査
・時間の経過に伴って再調査。
・経過を追うことで、社会の中での東洋医学有資格者の軌跡を通じて、
 医療のあり方を浮かび上がらせるものにしたい。


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