薬膳講座(その1)「年中行事で使われる食材・生薬」 [東京都薬用植物園]
講師は日本漢方協会の中村成代先生です。
定員100人の会場でしたが10分前にはほぼいっぱいになっていました。
五節句とお正月にゆかりの食材の生薬としての意義と効能、
特に屠蘇散の処方について詳しい解説がありました。
屠蘇散の効能は、胃腸を健やかにして、身体を温め、風邪の予防になる、ということのようです。
最後に用意された生薬を各自混ぜて屠蘇散の一回分のパックを1つずつ作りました。
これを日本酒やミリンに一晩つけるとお屠蘇になります。
左の写真はウンシュウミカンです。
ミカンの皮は陳皮という生薬になり、屠蘇散にも処方されています。
右の写真は、園内の木を適当に撮りました。
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