SSブログ

薬草教室「植物による健康被害」 [東京都薬用植物園]

1955598
東京都、薬用植物園の薬草教室、
今回のお題は「植物による健康被害」。
講師は東京薬科大学名誉教授の指田豊先生でした。
レジメには、
「有毒植物は身近に色々見られる。
中には食べると死ぬような猛毒のものもあるが、
人は食べる習慣の無いものは口に入れないために、
普通は食中毒事故は起こらない。
それでも有毒植物による事故が起こるのは、
故意(犯罪、自殺)を除いて次の場合である。
1、好奇心。子供に多い
2、思い込み。年配者に多い。」
とあります。
有名な有毒植物に、トリカブトがあります。
普通に食べても、吐いてしまうので死ぬことは少ないそうです。
犯罪に使われるときには、成分を取り出して、
カプセルに入れて飲ませたりするそうです。
怖いですね。
意外なところで、
マンゴーはうるし類だそうで、
うるしにかぶれる人は、マンゴーにもかぶれるそうです。
うるしかぶれがない人も、
食べるときには、かぶりつかず、
スプーンですくって、口の周りに果汁が
つかないように食べた方が良いそうです。
写真は、講座とは関係ないですが、
園内で咲いていたオニユリです。


タグ:薬用植物園
nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 4

コメント 2

mon

こんばんは~~
ためになる記事を有り難うございました^^
オニユリは、有毒植物なんでしょうか^^?
教えてくださいませ~☆
by mon (2008-07-26 00:31) 

ミト

monさん
掲示によると、オニユリはビャクゴウ(白合)という生薬になり、漢方薬に処方されます。薬用部分はりん片とあります。
さて、トリカブトの塊根も附子(ブシ)という生薬になり、漢方処方されます。
毒になるか、薬になるか、使い方による、という場合もありますね。
by ミト (2008-07-26 21:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。